「…なんだよ、それ」

ゲ「シャーリー?」

「なんだよそれ!!自分だって○○のこと好きなくせに!」

何言ってるんだよ、私…。
自分から相談しておいて怒鳴るなんて…。


ゲ「……」

「なんでだよ!なんでそんな簡単にそういうこと言えるんだよ!」










ゲ「バカにするな」

「え…?」

ゲ「バカにするな!!私だって!私だってなぁ!!」

バルクホルン…

ゲ「私だって…○○と…」

「…なら、どうして」

ゲ「私に言わせるな!!!」


ど、どういう意味だ…
バルクホルンの言ってることが全く分からない


ゲ「まだわからないのか!?○○は、○○はお前のことが好きなんだよ!!」

「っ!」

う、嘘だろ…

「そ、そんなこと…」

ゲ「…昨日、○○本人から相談された。自分はシャーリーのことが好きで告白するべきか否かとな」



「え…」

ゲ「お前にわかるか?自分の好いている人から、自分じゃない人に告白することを相談された苦しみが…」

バルクホルンは泣きだしてしまった。




私はなんてひどいこと言ってしまったんだろう…
バルクホルンは2度傷つけられたことになる。
これじゃバルクホルンが不憫過ぎる…


「…ごめん」

ゲ「謝らないでくれ、これ以上みじめな思いはしたくない…」

私はなにも言えずただただ、バルクホルンの隣に立ち尽くすしかなかった

……
シャーリーの恋心5