ゲ「…すまん、少し…取り乱してしまった」

「いや…」

かける言葉が見つからない。





ゲ「悪かったな」

「え?」

ゲ「今のは完全にやつあたりだった、許してくれ」

……

ゲ「正直な、○○に相談があると言われた時点でおおよそ予想は付いていた」

ゲ「すぐにお前に知らせてやろうと思っていたんだが…おもしろくなくてな、嫉妬だよ」

「っ…」

ゲ「うらやましかった。好きな人と両思いだなんて…」

ゲ「私は今までそんなことは興味がなかった、でも○○に会って話をするにつれてどんどん惹かれていって…」


「……」

ゲ「っとすまん、こういうことは本人の前で言うものじゃないな」

「いや…」

こいつはずっと苦しんでたんだな…
それなのに普段と変わらない態度で過ごしてたのか。

私には真似できないぐらい…強いやつなんだな。



ゲ「シャーリー」

「ん…?」

ゲ「私のことはもういい、今度はお前の番だ」

私の…番…

ゲ「告白、するんだろ?」

私は…




「うん…するよ」

ゲ「…そうか。うん、よかった」


これでしなかったらバルクホルンにも失礼だしな

ゲ「もし、しないと言えば殴っていたぞ」

「それは怖いな」

ゲ「ふふっ…」

「へへっ…」






ゲ「応援するよ」

「うん…、ありがとう」

……
シャーリーの恋心6