「おや…?」

戻ってみると皆がいない
どこに行ったんだ?

○「あれ、皆は…?」

「わからない、もう夜も遅いのに…」

○「…ネウロイか?」

それはないだろう。予報もなかったし、午前中に数機撃墜したから来ないとは思うが…

「ん…?」

書置きが…





『夕飯はみんなで適当に済ませておきます、○○さんと一緒に食べてきて下さい。ティナ、私はウィッチが恋をしてもいいと思います、がんばってね』



「……///」

あ、あいつら…
余計な気をまわして!

○「何それ?」

「な、なんでもない!」


くそっ…、○○の顔が見れない…

○「そうか?」



「うん…」



○「…飯、どうすんの?」



「ん…、決めてない」





○「そういえば偶然レストラン予約してたんだった」

どんな偶然だ…

「そうか、偶然か」



○「おお、偶然だ」







私は黙って外に歩き出した
そして、その後を○○が付いてくる


ドアの隙間からライーサたちが見えてるのはつっこまないでおこう




○「…(グッ!)」

ラ「…(グッ!)」


二人が合図を送っていたのも黙っておいてやるか…。
いや、これでこいつをからかってやろう

ああ、楽しみだ

あとがき
マルセイユの誕生日9