フェル「まったく、あんたがフラフラするから遅くなっちゃったじゃないの!」

マル「だってー」

ルチ「まあまあ、二人とも…」

竹「ほら三人とも、お客さんの前よ?」

竹井のあとにさっきフェデリカ少佐から紹介してもらった3人が部屋に入ってきた。

フェル「だいたいねぇ、あんたはいっつもちょろちょろして!」

茶髪のうるさいのがフェルナンディア・マルヴェッツィ。
この間501に来てたらしい。芳佳が色々触ったって言ってたやつか。

マル「いいじゃーん、どこに行こうとボクの勝手でしょー!」

ちっさいのがマルチナ・クレスピ。
シャーリー曰くルッキーニ2号。
いいとこの子だが、ネウロイを蹴っ飛ばすなど足くせが悪い奴らしい。

ルチ「お、お客さんの前で失礼ですよ…」

おとなしそうな黒髪短髪のやつはルチアナ・マッツェイ。
唯一の常識人で裁縫が趣味らしく、なんとなくリーネと似てる感じがするな。


フェ「おら3バカども!ちゃんと挨拶しなさい!」

フェデリカ少佐に怒鳴られて三人はそれぞれ自己紹介を始めた。






フェル「んまぁ、前に一度会ってるからいまさら自己紹介もないんだけどねー」

マル「あれー?ルッキーニちゃんは来てないの?一緒にサッカーしようと思ってたのに」

ルチ「そちらの男性の方は…はじめましてですよね?」

○「おお、○○大尉だ。よろしこ」

俺はフレンドリーな笑顔で手を出した。
人間第一印象が肝心だからな。

フェル「はーい、よろしくねん」

マル「よろしくー!」

ルチ「よ、よろしくです」

順番に握手をしていく。やっぱり女の子の手は柔らかくていいなぁ。


シャ「……」

ゲ「……」


○「…はっ!!」


(バッ!!)


フェル「え…、なんでいきなりファイティングポーズ?」

○「あ、いや…」

非常に嫌な気配がしたんだ。
全く二人とも、ヤキモチもほどほどにしないとダメだぞ?
俺ヤンデレとか無理だし。


シャ「…チッ」

ゲ「……」








フェ「…んー?」

竹「どうしたの?」

フェ「いや、何か忘れてるような気がするのよ」

坂「はて…?」










ア「あの、料理冷めちゃいましたよ…?」


全「あ…」


結局この後皆で街のレストランに行くことになったがそれはまた別のお話。

504と会合7