ゆみ「正直、驚いた…」
ゆみ「男子でこれほど麻雀打てる人間がいるとは完全に想定の外だったよ」

久「でしょ?」
久「伊達に一年の時から私が稽古付けてきた訳じゃないんだから♪」

ゆみ「しかし、これ程の腕を持ちながら今年まで話題にすら上らなかった事が疑問だな」
ゆみ「誇張抜きで彼なら個人戦で全国上位を狙えるレベルだと思うが」

久「それは…いつか入部してくれる後輩達と団体戦で全国に出場したいっていう私の夢に彼が付き合ってくれてたからかな」
久「一応、個人戦への出場を勧めたこともあったけど『公式戦デビューは一緒がいい』って彼が譲らなくてね…」

ゆみ「それで、清澄が女子団体戦に出場できるようになった今年まで彼が埋もれてたという訳か」
ゆみ「ふ、本当に仲がいいんだな久と○○は…」
ゆみ「今年五人揃う保障なんてないというのに…揃って悪待ちとは」
ゆみを飛ばす