和「(ここで二索切りリーチ…、一索は場に二枚あるので地獄単騎…)」
和「(……またそんな待ちを)」
久「(…って具合に後ろで見てる和が呆れてるかな)」
久「(当然、彼もこの局面での悪待ちは想定してるでしょうけど…)」
久「(…それでも関係ない。この打ち方は私自身…どんな局面でも自分を否定するつもりはないわ、ましてや彼の前ではね)」
まこ「(来たか…部長のこういう時の待ちはスジも何もないけぇのう…)」(トン)
京太郎「(…せめてハコテンだけは避ける!…………という訳で現物切り一択、と」(トン)
○○「」(トン)
久「(…予想通り3人ともベタオリか)」
久「(ま、ハナから出和了りなんて期待してなかったけど)」
(スッ)
久「(ニヤリ」
(ピン)

(タァン!
久「リーチ一発ツモドラ2、2000・4000!」
優希「おお!部長の逆転勝利だじぇー!」
まこ「負けてしもうたか…」
京太郎「とほほ…おやっかぶりで結局ハコかよ…」
和「部活でまで牌を叩きつけないでください…」
久「ごめんごめん、○○くんとの対局はつい昂っちゃうのよねぇ♪」
久「さ、続けてもう一ゲーム行きましょうか」
京太郎「ええ…!まだやるんすか、部長!?」
当然じゃない。今度は○○くんから直撃取ってやるんだから♪
まこ「やれやれじゃ…」
咲「先輩と麻雀してる時の部長、凄く楽しそう」