名前:観月しおり&観月さおり

バカ犬の命がお嬢様に弄ばれた回数359回

幸せです、お嬢様…

—ソヴィーナ連邦・観蘇国境地帯

リナ「奴ら、なかなかやるな。
少なくとも、高い練度を持っているのは間違いなさそうだな」

ディナラ「噂だと、敵の女王は、自らが指揮を執り、前線で戦っているみたいだぞ」

リナ「…正気か!?
それはさすがに嘘だろ」

ディナラ「あぁ、私もそう思うのだが…
あの女王の経歴をみると、あながち嘘のようにも感じないのだよ」

アナスタシア「女王主義者の女ゲバラ…」

リナ「ん…?
どうした、アナスタシア?」

アナスタシア「ううん、なんでもないよ」

ユリア「そういや、元々防衛に当たってた部隊長さんはどこに行ってるんだ?
聞いた話だと、かなりの経歴の持ち主みたいだが」

リナ「それが……
落ちてたピロシキを食べて、腹を壊してしまったみたいだ。
まぁ彼女も戦争狂だから、この状況を知ったら駆けつけ…?
…どうやら、噂をすれば何とやら、だぞ」


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