—ソヴィーナ連邦・観蘇国境地帯
リナ「奴ら、なかなかやるな。
少なくとも、高い練度を持っているのは間違いなさそうだな」
ディナラ「噂だと、敵の女王は、自らが指揮を執り、前線で戦っているみたいだぞ」
リナ「…正気か!?
それはさすがに嘘だろ」
ディナラ「あぁ、私もそう思うのだが…
あの女王の経歴をみると、あながち嘘のようにも感じないのだよ」
アナスタシア「女王主義者の女ゲバラ…」
リナ「ん…?
どうした、アナスタシア?」
アナスタシア「ううん、なんでもないよ」
ユリア「そういや、元々防衛に当たってた部隊長さんはどこに行ってるんだ?
聞いた話だと、かなりの経歴の持ち主みたいだが」
リナ「それが……
落ちてたピロシキを食べて、腹を壊してしまったみたいだ。
まぁ彼女も戦争狂だから、この状況を知ったら駆けつけ…?
…どうやら、噂をすれば何とやら、だぞ」
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