「犬君は、私の唾…喜んでくれるかなぁ…」
当然です、"リグル様"。
「…それじゃあ、私の唾、あげるね」
リグル様のお口から、甘い蜜が糸を垂らしながら僕の口に…
甘酸っぱくて、本当に蜜のような味が口の中いっぱいに広がっていく。
「うふふ♪
見て、リグルちゃん!
犬さん、嬉しそうな顔してるよ♪」
「わぁ…
本当に、私の唾で喜んでるんだぁ…」
「ねぇ、リグルちゃん☆
次のご褒美、犬さんにしてあげよ♪」
「次のご褒美ってなに…?」
「うふふ…♪
こうしてあげるんだよ♪」
まいな様の靴下を履いたおみ足が僕の口元に近づけられる。
甘酸っぱくて、いい香り…
「舐めて、犬さん」
はい、と心の中で返事をして、舌を伸ばす。
ほんのり感じられる甘酸っぱい香りと、舌で感じる、まいな様の味が合わさって、とても幸せな気持ちになる。
「うふふ♪
はい、これがお手本だよ、リグルちゃん♪」
「私にもできるかな…」
「できるよ☆
頑張って、リグルちゃん☆」
「う、うん…」
リグル様がブーツを脱いで、そっと右足を僕の顔の上に置く。
ずっとブーツを履いていたせいか、匂いの濃度が、まいな様よりも強い。
「ずっとブーツを履いてたから、臭いよ…?
こんなのがいいの…?」
クンクン…
はい…リグル様…
幸せです、リグル様…
「大喜びだよ、リグルちゃん☆
後ろの犬さんの、おちんちん見てみてよ☆」
「…ひえぇぇ!
大きくなってるよ!」
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