名前:観月しおり&観月さおり

バカ犬の命がお嬢様に弄ばれた回数359回

幸せです、お嬢様…

あ、インゲルちゃん☆
大丈夫やで、この子たちは食べたりせーへんでー♪


…あまり深く考えないでおこう、うん。

えっと、貴女がインゲルお嬢様ですね?

えぇ、そうよ♪

貴女のようなお美しい女性に会えて、光栄です…!
本当に、とても美しいです…☆


あら…♪
そんなこと言っても、何にも出ないわよ?
ただ…貴方のような汚いオス犬でも、しっかりとこの私の美しさが理解出来るっていうのは驚きですわ☆
大抵のオス犬たちは、私の美貌と優しさを理解できずに逃げまわるのですもの…


(そりゃ、殺されたくないから必死で逃げるわけで…
…でも噂だと、ココの女王に飼われてるオス犬は、そういうのもオッケーって聞くけどね)


それは驚きですね…もったいない!
(少し話題をそらさないと…
早く来て、ミカ様!)
ところで、インゲル様。
そのお召し物、人民軍の一般の制服とは少し違うようですが、どうしてなのでしょうか?


あら、これはね…
私が地獄で見つけたものよ。
…あそこの低俗な方々は、私を裸にして、着ていたものを全部持ち去っていったのよ。
だから、たまたま見つけたこの服を、私が頂戴させてもらったのよ。


なるほど…
それで、生還したときに、そのままインゲル隊と制服として記念に…


そういうことよ♪
でも、そのままは使ってないわ。
これを元に、少し手を加えたものを作ってもらって、私たちの軍服にしてるのよ♪
ちなみに、言わなくても分かると思うけど、胸のバッチには…ほら、かおり様♪


待たせたわね、オス犬さんたち。

あ、ミカ様☆

すぐに来てとのことよ♪
私が道案内してあげるから、ついてきてもらえるかしら?
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