しかし、悲しいかな、俺には時間があまりない。
いよいよ俺はラストスパートと決め込んだ。
「おら、大人しく観念しろ!」
泣き叫んでいた顔は既に絶望へと変わり、そして、身の全てを俺に委ねるようになっていた。
あと、もう一押し。
俺は直感的に、そう感じた。
ここまでくれば、そろそろデザートと洒落込みたくなる。
そう、キスだ。
蓋がわりに使っていた手をどかし、乱暴にキスをする。
舌を突っ込み、甘い汁を啜るのだ。
「んんっ……
ちゅむ…ちゅむ…」
もちろん、下のことも忘れてはいない。
いや、むしろ、奥へと押しこむたびに、より激しく肉のぶつかる音が響くようになっているのだ。
あへ…あへ……☆
いつしか、こいつは壊れ始めていた。
高貴なエライさんの娘は、今や俺のモノを咥え込んでヨダレを垂らし、幸せそうな表情をしていやがる!
それも、処女を奪われながら!
そう考えると、俺はもう我慢が出来なくなってきた。
出発前から、最高の気分だ。
「見知らぬ獣に侵されて感じるメス豚さんよ。
ほらよ、ご褒美…だ!」
ズンッとモノを奥までねじ込み、射精する。
「生憎、抜きネタに困っていたものでな。
濃厚な汁になっているが…何も気にすることはない。
だって俺は、獣なんだろ?
まさか、高貴なお嬢様が獣とのセックスをカウントに入れたりはしないだろうなー?」
後ろの仲間たちも、いつの間にか豚小屋から姿を現し、高笑いをしていた。
目の前のメス豚は、俺に犯されたにも関わらず、なぜか幸せそうな表情をしていた。
ここまで効くとは思っていなかったが、今がチャンスだ。
「さぁ、答えてもらおうか。
どこに行けば出口に辿り着くんだ?」
はひ…ご主人さま…
出口は…
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