「
ったく…
これでいいかしら?」
さおり様は、靴下を脱ぎました。
相変わらず、とてもお美しいおみ足です。
「
そうよ、さおりちゃん。
次は、その足にキスをするように、オス犬に命令するのよ」
「
はぁ?」
さおり様は、かなりイラついているようです。
「
オス犬なんて、このまま小さくして踏み潰すものじゃない。
どうして、キスなんて…」
「
あたしが言ったのは、足に、よ?
足でも、ダメなのかしら、さおりちゃん?」
かおり様が、少し呆れたように言います。
「
そう…ね。
分かったわ、ママ。
…ほら、バカ犬!
あたしの足に、キスさせてあげるわ」
僕は跪いて、いつの間にか準備を終えていました。
さおり様の、とてもお美しいおみ足にキスをする…
完全服従を誓う、とても神聖な儀式の準備を。
さおり様は少し不思議に思いながらも、豪華な椅子に座って、僕の目の前に右足を差し出してくださりました。
床には赤い絨毯が敷いてあって、差し出されたお美しいおみ足を、更に神聖なものへと際立たせてくれています。
「
ほら、キスして」
「はい、さおりひゃま…」
僕は静かに、さおり様のスベスベで、甘酸っぱい香りのするおみ足にキスをしました。
「
本当に…命令通りにキスをするなんて、びっくりだわ。
普通、命乞いをしながらするものじゃないかしら…」
さおり様が驚きながら、声を上げています。
今まで、僕みたいなオス犬を目にしたことがなかったのでしょうか?
「
ね、いいオス犬もいるでしょ?」
「
う、うん…
確かに…存在してるわね…」
さおり様が、もう片方のおみ足で僕の頬をさすって下さりました。
もう片方のおみ足も靴下を脱いであって、指を使って器用に僕の頬を突っついたり、引っ張ったりしています。
さおり様が僕を使って、遊んでくれている…
それを実感するのと同時に、とても嬉しい気持ちになれます。
「
あはは…♪
…おもしろい」
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