名前:観月しおり&観月さおり

バカ犬の命がお嬢様に弄ばれた回数359回

幸せです、お嬢様…

(おみ脚にスリスリしたら、気づいてくれるかな…)

スリスリ…

…!?
ちょっと、私の足に変な感触があるんだけど?
何よ、これ?
のどかちゃん、ちょっと…このあたり、踏んでみて!

ふぇ…!?
(い、インゲボルク様…!?)

は、はい…同志インゲボルク様。
それでは…失礼します!

ボゴッ!!

ひぎっ!
(い、いたいよぅ…)

どうだった、のどか?

なんだか…まるで、誰かがいるみたいですね…

うぅ…
(いたいよぅ…いたいよぅ…)

ふぅーん……。
さっき、オス犬の匂いがしたのよね。
もしかして、消えたクソ犬…それと同時期に出現した化物…
これって、何か匂わないかしら?

同志インゲボルク様、私も…何だか、そんな予感がします。

仮に、あのクソ犬じゃなかったとしても、身柄を確保しておく必要があるわ。
悪いけど、この化物…私に預からせてくれないかしら?

はい、それでは宜しくお願いします、同志インゲボルク様。

あ、ありがとうございます…


インゲボルク様…!3786a
あの…インゲボルク様…3785a