もぐもぐ…
どうしたんだ、マリナ?
騒がしいぞ?
お姉ちゃん、ピロシキ食べてる場合じゃないよ!
ミルティアナ共和国の奴らが、僕たちの領土に…!
ふぅーん…
もぐもぐ…もぐもぐ…もぐ…!?
ケホッ!ケホッ!!
…?
まいな様、一体僕の見えないところで何が起きてるのですか…?
うふふ♪
ちょっと、ソヴィーナの人を驚かしてるだけだよ☆
ま、マリナ…!
お前、こいつらがどういう人か、知らないのか?
んにぃ……
知らないよ、こんな人…。
この人は、ミルティアナ共和国の女王党直轄の、特殊医療部の議長さんじゃないか!
うふふ♪
もー、ビックリしたよー。
今までも何度か追いかけられたことあったけど、まいなのことを知らずに、本気でシベリア送りにされかけたのは始めてだよ。
うぅー…。
まぁ、面倒くさいかもしれないが…
一応あやまっておけ、マリナ。
はぁーい…
うぅー…
追いかけてごめんね…
いいよー☆
そうそう、今度からはね…
コッソリまいな達に、この浜辺貸して!
面倒くさい奴だな…。
まぁいっか。
マリナの監視付きでよければ、内緒で貸してやるぞ。
えぇー!?
お姉ちゃん、勝手に僕を使わないでよー!
いいじゃないか。
どうせ今は、浜辺をふらつくだけの仕事なんだろ?
うぅー…。
分かりました…。
お姉ちゃんが言うなら…
やったー!
ありがとうね、えっと…
私はエレナ、こいつは私の…妹の、マリナだ。
よろしく…
ふにゅにゅ♪
宜しくね、エレナさん、マリナさん♪
うふふ♪
正式に使っていいって言ってもらえたし…
もっと遊んでから帰ろーっと☆
ほら、犬さん♪
もう一度スイカ割りしよー☆
そ、そんなぁ…
あぅ~…
あわわ…1022a