名前:観月しおり&観月さおり

バカ犬の命がお嬢様に弄ばれた回数359回

幸せです、お嬢様…

【あゝ回天(嗚呼回天)】(1955?)
作詞 山門芳馨 
作曲 長津義司


1
小山のうねり砕けて返る
征かば還らぬ特攻隊
十九(つづ)や二十の若人が
港徳山大津島  
あゝ回天の基地なるか


2
貴様と俺は同志(同期)の櫻
涙浮かべて歌いしも
二度と逢へない戦友に
別れを告げて勇み立ち
あゝ回天は出でて征く

(お父さん お母さん
長らくお世話になりました
私は日本すべてのために
お先に行って参ります
さようなら)


3
遺書を残して形見を置いて
今日は征くぞと肩を抱き   
白の(白い)鉢巻白だすき
呼べど呼べどもあゝ回天
あゝ回天は帰らない(還らない)
(あゝ回天は帰らない)



日本軍の特攻兵器の一つ『回天』、その搭乗員を歌った曲よ。
政治的、歴史的なことは省かせてもらうわ。
あくまでも、音源の紹介と、各々の微妙な違いについてのみ話をさせてもらうわ。
そのことを了承してもらいたいわね。
さて、あゝ回天の音源についてだけど、音源は今まで2つ確認していて、それぞれ歌詞や発音(十九を「つづ」読みか、「じゅうく」と読んでいるか)の違い、セリフの有無、またサイトによって漢字表記の違いなどがあることを確認しているわ。
それに伴って、少しややこしいところは()で囲っておいたわよ。
発表された時期については、まだ正確に把握しきれてないわ。
勝手な推測だけど、1955年に『人間魚雷 回天』が放映されていて、その挿入歌として作詞・作曲されたのではないかと思ってるわ。
音源は下記の場所で聴けるわよ。
音源1(つべのため、すぐに曲が流れるので注意、セリフ無し、恐らく一番ポピュラーなバージョンね)
音源2(セリフ有りバージョン)
あゝ回天