…どうやら、私の心配は無用だったようだな。

はぅはぅ…麻耶ひゃま…麻耶ひゃま…？
(あれ、麻耶ひゃま…？)

ふん…。
バカ犬、そんなに私のオナラが好きか。
だったら…思う存分嗅がせてやる。

麻耶ひゃま…？
(どうしたんだろう…？)

死ね、バカ犬。
こっそりと、酸素を残した状態で今までしていたが…
完全に真空の状態にして、本当に私のオナラだけで呼吸させてやる。

カチッ…

へ…？
あ、あれ……
麻耶ひゃまの…香りが…急に濃くなって…
あへ…あぅ…す、すごい…香り…だよぅ……
(はぅ…はぅ……)

シコシコ…シコシコ……


はぅぅ…2559a