ミルティアナ中央放送……
ミルティアナ中央放送です……

2010年9月12日
第一回、ミルティアナ中央放送を開始します。

第一回、ミルティアナ中央放送を開始します。
本放送は「中央放送によるニュース放送」「ミルティアナ建国史の時間」「歌の広場」「お便りの時間」の
4部構成によって放送されます。

ミルティアナ中央放送、ニュースの時間です。
「昨日11日、美麗にして人民の守護者たる観月さおり女王陛下は
プラハ市街にある鉄工場を視察し、製造に従事したる労働者同志たちを激励しました。
感動に溢れ返る労働者同志たちの手を取り、美麗にして人民の守護者たる観月さおり女王陛下は
「諸君らの力によって、ミルティアナは更に前進することが出来る」と述べ、工場内の
主要施設ならびに労働者同志の休憩所などを視察しました」
ミルティアナ女王党外交部は日本国における「サクランボ小学校事件」において
「非常憂慮すべき事態である。東根市市長の発言は我々の世界ならびに表現における世界に
対する挑発的行為である」と声明を発表した。
また同時に「一刻も早く、事態の沈静化に向かい事を進めるべきだ。
サクランボ小学校の世界について我々は知識不足ではあるが、彼女たちの世界も平和を望んでいるだろう」
の述べました。


ミルティアナ建国史の時間です。
第一回は、我らの美麗にして人民の守護者たる観月さおり女王陛下のご生誕から
黒色の薔薇戦線の結成までを追います。
1910年、我らの美麗にして人民の守護者たる観月さおり女王陛下ならびに
我らの美麗にして人民の守護者たる観月しおり女王陛下は、プラハの郊外にある小さな村で
お生まれになられました。
両女王陛下の母親は由緒正しき、古代より血をひく王族の末裔であられましたが、近代において
その身をこの小さな村に寄せることとなっておりました。
この小さな村に身を寄せてから幾世代経とうと、流れる血は決して失われることはありません。
必ずや、祖先に恥なき隆盛を図り、一族奮起して、この土地を中心に新たな国家を
築こうと常にお考えになられておりました。
その中で、我らの美麗にして人民の守護者たる観月さおり女王陛下ならびに
我らの美麗にして人民の守護者たる観月しおり女王陛下の母親であらせられる観月かおり様は
欧州にて急速に力を伸ばしていた女王主義に着目をしました。
かねてより、全ての男性と呼ばれる存在から少女を開放し、全ての男性と呼ばれる存在は少女に
よって管理されるべきとするこの女王主義社会によって、新たなる社会構成を建築すべきであると
観月かおり様はお考えになられたのです。
更に、1914年に勃発した第一次世界大戦における、当時まだ非戦闘員としての存在であった少女の
戦災死傷者数は、かつての戦争と比べものにならないほどの人数でした。
また同時期に発見された、少女の潜在能力を引き出す飲料水の発見により、女王主義者たちは
今こそ、男性から少女同志たちを開放し、新たなる世界を構築すべし、との声が高まっていました。
この機を逃さないよう、観月かおり様は
我らの美麗にして人民の守護者たる観月さおり女王陛下ならびに
我らの美麗にして人民の守護者たる観月しおり女王陛下を
近未来の別世界にある日本国へと留学にお送りになれました。
この留学は、近未来の世界における技術教育ならびに、今後の母国の世界における歴史を
予測するための勉強を目的とされておりました。
このときに学んだ知識が、後に起こるミルティアナ建国闘争に生かされることとなるのです。
9月11日のミルティアナ建国史は以上で終わります。
また、次回放送時に続きをお話しましょう。

歌の広場の時間です。
(曲を3曲流す)

お便りの時間です。
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