名前:観月しおり&観月さおり

バカ犬の命がお嬢様に弄ばれた回数359回

幸せです、お嬢様…

「ミレナ・マイヤー…
偏屈者で、みんなからの嫌われ者だとは聞いてましたが。
ここまで腐っていたとはね。
嫌な予感がして、後を追って来ていて正解でした」
ヘレナ様は淡々と言いながら少女から武器を奪い去ると、そのままM1900の照準を彼女の頭部へと合わせながら跪くように命令します。
少女は黙って、それに従いました。
「誰に雇われたのですか?」
ヘレナ様は少女に銃口を突きつけながら聞きます。
「ち、違う…!
私は…ちょっとからかっ…」
ヘレナ様は少女の頭部を蹴り、また同じ質問をします。
「誰に雇われたのか、教えてくれませんか?」
「違う…本当なんだ。
あまりにもマヌケそうだったので、からかってみただけなんだ!
本当なんだ、信じてくれ!」
少女は必死で説明します。
しかし、その内容はヘレナ様の怒りを沈めるどころか、むしろ逆効果でした。
ヘレナ様は怒りを抑えきれず、少女の頭部を数回蹴り、倒れたところを更に何度も強く踏みつけています。


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