1910年9月28日(水曜日)
ブゼムラティック、夜。
雨。
それは、とても短い時間だったかもしれませんし、長い時間だったかもしれません。
かおり様は、そっとクズ犬の唇から、自分の唇を離します。
二人のお嬢様は、もう裸になっていて、いつでも性交ができるようになっています。
「クズ犬…」
かおり様は、クズ犬に呼びかけます。
「なんでしょうか、かおり様…」
クズ犬は、何か悪いことをしたのかと、一瞬ハラハラしました。
「いえ…………
…なんでもないわ」
かおり様は、何かを言いかけていたのは間違いないのですが、言葉に出来なかったようです。
「ふにゅ…♪
犬さん、れおなとエッチしよ♪」
れおな様が、クズ犬に後ろから抱きつきました。
クズ犬は、顔を真赤にして驚きます。
そんなことは微塵も気に止めず、れおな様はクズ犬をベットの上へと押し倒すと、さっそくクズ犬の上に跨ります。
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