八尾「はは…本当にすみません。まさかこんな事になるなんて…」
(おぉ、流石兄弟…七尾と似てる)
八尾「本来貴方に差し上げるはずだった滋養強壮剤と、最近開発したばかりの性転換の薬を間違えてしまいまして…こちらが差し上げるはずだった物です…」
(は、はぁ)

差し出された滋養強壮剤は貰ったものと大差なかった。
強いて言うのならラベルの線が緑だという事位。
確かグルナが飲んでしまったあの薬のラベルの線は赤だった気がする。
(わかりにくっ!!)
八尾「あの時は暗かったでしょう?そのせいで良く見えず間違ってしまったようでして」
七尾「こいつ、アホやろ。正真正銘のドアホや」
八尾「七尾。いけませんよ、兄に向ってそんな口を利いては。」
七尾「何加害者が偉そうに言うとんねん。ほんまアホなやっちゃな。」
八尾「何度もアホアホ言わないでください。撤回を求めます」
(ま、まあまあ。そういえばどうしてあの時森に居たんです?)
美愛「そうよ。どうして森に居たのよ。連絡くれなかったじゃない」
八尾「あぁもともと別件でこちらに来てまして。それで近くに来たついでに寄ろうかと思いましたら、その…」
美愛「…?貴方なら来れたはずでしょう?道を閉じてたのはあくまで人間の通り道だけで……あ。」
(…?)
七尾「…道に迷ったんやろ」
八尾「ち、違いますよ!断じて違います。私は迷ってなどいません。」
(…そう言えばお腹減らして倒れてましたね)
八尾「………。」
八尾さんはしまった、と言う顔をしている。
美愛「…っ」
そして美愛さんは笑いを堪えている。
七尾「こいつ極度の方向音痴なんや」
(だからお腹空かして倒れてたんだ…)
グル「あ、あの…いつになったらオイラ…」
八尾「あぁっ!そうでした!」
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ハロイベ11