なーんて冗談ですよ」
(…え?)
八尾「ただの惚れ薬です。一時的な出来なものですけど」
(惚れ…薬…)
八尾「先にお伝えしておかなくてはいけない事は、この薬は残念ながら対美愛さん専用ではないという事。
どういうわけか、美愛さんの魔力は一般の魔物と質が違いまして。
ですから美愛さん相手ですと確実に効果を得られるかはわからないという事。
皆無ではないと思いますけど、ほんの少しかも得られないかもしれません。逆もまた然り。」
(…は、はぁ)
八尾「ま…これはれっきとした惚れ薬ですので。
勿論美愛さんじゃない方にお使いいただいても結構ですよ。


ちなみに同性にも効きますのでそっちの気がおありでしたらどうぞ。」
(……い、いや遠慮しとく…。)
八尾「フフフ、そうですか。
あぁそうだ。誰に使っても構いませんが、どんな事になっても、自己責任でお願いしますね。
くれぐれも私のせいにしないように。」
(……。)
八尾「そのうちこの薬を使えそうなチャンスが巡って来ると思いますから、急がずその時まで待って下さいね。使えるチャンスが来た時、きっと何かきっかけがあるでしょうから。
まぁ…よくわかりませんがその時までこの薬の事は忘れていてください、という事ですね。」
(は…はぁ)

美愛「こら、馬鹿!つまみ食いするなって言ったでしょう!ちょ、逃げるなぁあ!」

八尾「おや、七尾じゃないですか。どうしたんです?もう出来たんですか?
ハロイベ16