急いで駆け寄ると人が倒れていた。
大丈夫ですか、と声をかけてみれば弱々しく反応したので、とりあえず座らせて
みると、どこからかぐぅ、と音がした。
この音はよく知っている。腹の虫が鳴いた音だ。

ちょうどハロウィン用のお菓子を持っていたのでお菓子を差し出せば、男は(男、というのは体型からの推測であるが)差し出されたお菓子を凄い勢いで胃に納め、ため息を一つついた。

?「ありがとうございます、助かりました。…あぁ、すみません。見ず知らずのお方にご迷惑をお掛けしてしまいました…。もう大丈夫です」

相手の顔も良く見えないような薄暗い場所で知らない人とこれ以上一緒に居るのもあれなので、元気になったようでよかった、と労りの言葉を告げその場を離れようとすると、

?「あぁそうだ、お礼と言ってはなんですが、これを。」

と、男は半強制的に何かを手の中に握らせてきた。

握らされたのは何かの小瓶のようだった。

?「疲れた時に飲んでみて下さい。きっとお役に立つかと。人間の方にも効くと思いますので」

男は自信満々にそう言ってきたが、これは怪しい薬な臭いがする。
しかも人間の方にも効くと思うってのはなんだ。

結構です、むしろ体力が回復するなら、あなたがこれを飲めばよかったのでは…
と返そうとするとそこにもう、男は居なかった。

辺りを見回してみても男が居た形跡等は全くなく、まるで最初から誰も居なかったようだった。

しかし、手にはこの怪しい薬が握らされていたままだった―…。






▽【怪しい薬?】を手に入れた。




とりあえずもう今日は帰ろう。

また後日、改めて館に遊びに行く事にした。



後日



ハロイベ3