ねぇ、俺をもっともっと憎んでよ。
憎いでしょ?恨んでるでしょ?君の大切な人達を奪う俺が。
何も出来ない君の悲しむ顔が見たいんだ。
だから一人一人消して行ったんだ、邪魔な奴は皆…君が大切に思う奴ら全員を…
君が俺を憎むのは当然だ、君の暗闇は俺から生まれたんだから。
優しい君がその顔を歪ませながら俺を見る度、どうしようもなく愛しく思う。憎くて憎くて、俺を忘れられない!そんな君が可哀想で、悲しくて、愛しくて堪らなくて胸が震えるよ…!
だからもっとその目に焼き付けてよ、俺の事を…!君の瞳に映る俺が燃え尽きるくらいにね。