名前:綾鷹紫貴

あやちゃんが175匹

さす綾!

なんで空と太一は結ばれなかったんだっ…!

響:まあまあ。

優:初代デジモン派の人達ならわかるよね?!僕の気持ちが!ヤマトもかっこいいけど、そこは変えちゃダメだろ!

静:……落ち着いて下さい。
人生長く生きていればそういう時もありますよ…

優:うわ、なんか凄い適当に慰められたよ!静李君から「こいつ面倒くせー」オーラ駄々漏れだよ!

静:…どうしろって言うんです。

優:こう、もっと親身になって「辛いなら今は俺の胸で泣け!」みたいに言ってよ!

静:…………。

優:うわ!また凄い面倒くさそうな顔してる…!

響:じゃあ、わかったよ。ほらほら僕の胸で思いっきり泣くがいいさ。(腕を広げた)

優:男の胸で泣くなんて絶対にやだよ!

静:何なんですか、一体…

優:ちょっと興味持ってよ!共感してる振りぐらいして?!

……例えばもし、自分だったらどうする?!ずっと仲良くしてた子がある日突然違う人と結ばれちゃったら!

(優はあなたを指差しながら静李に訴えた)

静:………なんで、そいつなんですか。

優:いいから答えてよ!

静:……~~っ、だから…
相手が違う人間を選んだなら仕方ないでしょうが…本当に嫌なら何か行動を起こすでしょう。
ですが、相手の幸せを考えたらなんでもかんでも自分の気持ちの向くままに、なんて出来ないと思いますよ。


優:もう止めてよっ…!!選ばれなかった人達の気持ちを思うと切なくなってきた!なんでそうやって物分かりのいいふりをして諦めるのかな?!

静:何がしたいんですか、本当に…

響:好きな相手の幸せが…一番だよ優…。

優:響は誰の事思い出して黄昏てるのさっ…!
そもそも、響が選んだ道が暗珠ちゃんにとって幸せかはわかんないでしょ!男ってほんと勝手!

響:優、酷いよー…

静:副会長、いい加減にして下さいよ…大体デジモンの話はどこ行ったんですか。
…会長も落ち込まないで下さい、杏仁豆腐あげますから。

響:それ、僕が作ったヤツ…

静:もう彼女の事はさっさと忘れて仕事して下さい。(よしよし)

響:うわーん、振る舞いは優しいのに言葉が辛辣だよ静李~

静:はいはい。



優:あれ、いつの間にか僕が独りになってる…何これ帰ってバームクーヘン食べよ…(泣)


とりあえず静李さんに抱きつく
えー…えっとえっと、すぐる先輩、私の胸で泣きます?
私は突然別の誰かと結ばれたりなんかしないから、安心してくださいね!静李先輩!