ど、どうしたの…?なんか嫌な事とかあった?イライラしてるみたい…
…………。
(綾鷹が少し強めに抱き締めてきた)
……ごめん。
君が不安定なの、気付けなかった…
一番近くに居たんだから、俺がもっと早くに気付くべきだったんだ。
いっぱい我慢させちゃったね…辛かったね…もう無理はしなくていいんだよ…愚痴だって弱音だって今日はこのままずっと聞いてるから。
優しい君だって誰かを傷付けたくなる時はあるよ、誰だってあるんだ…
だから悲しまないで?
いいんだよ今はどんなに甘えたって。それに俺は嬉しいよ…こんな辛い時に君は俺を頼って選んでくれたんだから…
めんどくさいとか、重い女とか思わないの?