わっ、う……あ、傘…持ってたんだな…よ、良かった、君が濡れる心配がなくて……//
あ、で、でも今は学校の中だから…まだ…こんなに……
近づく、必要はっ…////い、いや…何でも、ない……///
(月介と一緒に外に出ると雨はまだ降り続いていた)
まだ、雨、止みそうにないな……。
(傘が小さいので月介にくっついて歩く)

………あぅ…物凄く……ち、近い…けど…//
どうしよう、でもこれ以上離れると…君が濡れてしまう……///
えと、何、話したらいいかな…//
そうだ、その…傘に一緒に入れてくれてありがとう…//
君が傘を持ってたお陰で助かった…それに綾鷹も、俺の傘がなかったら濡れて帰ったんだよな…きっと…良かった……
あっ!こっちにいた方が、いい。車が来たら水が跳ねて、濡れてしまうから…
(月介は車道側に移動した)
だ、大丈夫?雨のせいで身体冷えてないか…?寒かったら言って…
綾:あ~~~!!おい!何二人で寄り添ってんの?!?!月:あ、綾鷹……;
綾:嫌な予感がして○○の帰り道を待ち伏せしてて良かった!!!おい!御門!傘返すから○○から離れろ!この抜け駆け野郎!!
(月介と引き剥がされた!)
月:綾鷹、○○ちゃんが濡れたら…!
綾:俺が盾になるから濡れません!!そして○○はこれから俺と帰るから、御門はこのまま一人で帰って下さい!
月:…………;;
(綾鷹はあなたに覆い被さるように雨から庇い、月介に傘を返した!)
何も月介を置いて行くことないじゃない。皆一緒に帰ろ?