名前:綾鷹紫貴

あやちゃんが176匹

さす綾!

{どうぞ!是非私に座って下さい!今日から優先輩の椅子になります!}

(あなたは四つん這いになり優の椅子になった!)


……はは、唐突に何を言い出すの?随分可愛い人間椅子だねぇ。困ったな。

でもありがとう。そんな細腕の君の上に座るなんて物凄く心苦しいけど、せっかくの好意なんだから……遠慮せず座るね。


(優はあなたに腰掛け、足を組んだ。)



………。

どう?まだまだ余裕だね?その頑張りはいつまで持つのかなぁ?



ーー10分経過ーー




…あは。ねぇ、どうしたの?
腕がプルプル震えてるよ?揺れると座り心地悪くなるんだけど。これからが頑張り所でしょ?



ーー15分経過ーー




んん~?
あれぇ~もう限界?息も乱れてるし、汗も凄いよ?授業が始まったら一時間はこのままだけど、そんな状態で耐えられるのかな?


途中で崩れて僕に恥をかかせる気…?

自分から椅子になるなんて言っておいて、音を上げるのは許さないからね?


…まだまだこれからだよ。

ほら、しっかり頑張れ頑張れ♡


(クラスの皆が遠目から戦々恐々として見ている)