名前:綾鷹紫貴

あやちゃんが175匹

さす綾!

……そっちの心配?!

まあ、雨に濡れて帰る静李君を見たら傘差し出す系女子は黙ってないだろうね~?旦那さんがモテると色んな方面に気を配らなきゃならないから大変だね!


でもこのまま僕が傘受け取って返すと絶対静李君に怒られちゃうんだけどなぁー……う~ん…

あっ、いい事思い付いたからちょっと待ってて…!








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(10分後……)


(静李がやって来た!)


  
お前……篠原に何を言った?会議があるのにこのままだと奥さんが濡れて帰るだの何だのと戯言を言って無理矢理帰されたぞ…


(優に伝えた事を話す)


………はあ?!雨に濡れていたら女が惚れる?何の心配だ…そんな理由で貸した傘を返したのか?
全く、お前らはなんて阿呆らしい会話をしているんだ。相変わらず訳がわからんな。



はあ…もういい。早く帰るぞ、雨足が強くなる前に…


(静李は傘を差し、あなたを中に入れた)