●あ、お前さ、リトツハさ、さっきヌッ脱ぎ終わったときにさ、中々出てこなかったよな?
リトツハ「………。」
リトツハ「…少し考えたが、俺はリトツハとしてここ(拍手)に出ることにした…それだけだ。」
●「あ、始まった」
〜家族で見れる、ルウィー名作劇場〜
『コブロンと少年』
「フニャ〜 ぼく コブロン!
ゴツゴツ山は 今日も いい天気!
あしたも あさっても
きっと いい天気なのさ!」
とある山にコブロンと言う、青い体をしたモグラのような生き物がいました。
コブロンは傍を通る登山家に気さくに話しかけ、みんなから親しまれていました。
「おはようコブロン!今日もいい天気だね!」
その中でも特にコブロンと親しい山登りが趣味の少年がいました。
少年はこの山に登る時、他愛のない会話をするために、必ずコブロンに会いに来ました。
しかし、ある日を境にコブロンの様子がおかしくなったのです。
「フニャ〜 ぼく コブロン… かな?
ゴツゴツ山は 今日も いい天気・・たぶん!
ところで キミ ダレだっけ?
なんだか さいきん ものわすれが
ひどくなったような 気がするんだ
今日 あさごはん 食べたっけ?」
「…コ、コブロン?」
それから、コブロンは日に日に増して酷くなっていきました。
少年はコブロンの身を案じて毎日山へ通いました。
しかし、とうとう……
「フ〜ニャニャ フ〜ニャ
ニャ〜フ ニャ〜フ ニャフ〜ン♪」
「コブロン……僕だよ?分かる?君の親友だよ…」
少年の言葉すら分からなくなる程に酷くなりました。
そして、それから数日後、コブロンは2度と山のには現れることがなかったのです。
少年が成長大人になっても、結婚して子供が生まれても、年をとっておじいさんになっても、親友のコブロンは2度と現れることはありませんでした。
〜終わり〜
「……家族と子供でも見れる……か」

ブラン「………」ドヤァ
ノワール「ねぇ、ベール…どうしてブランはドヤ顔なのかしら…?;」
ベール「…触らぬ女神にたたりなしですわ…;」
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スタジオジブンウリ返事190‐4