●(七色の天空)
その七色の天空の情報は、WGやヒノクニの他の各国にも伝えられた。
同時に、流石兄弟という情報屋を通じて、やる夫達にも逐一伝えられていたのだ。
バックベアードやベア子、ベア男もこの異変に気付いていたが、何かができるわけでもなかった。
そんな時――世界中の者たちが目撃した。
七色の天空の中央に、紅い十字架が浮かんだのだ。
その紅さは、まるで血であった――。
クリボー「
むっ!?あの十字架はっ!」
左の男「な、何か知っているのか!?」
クリボー「
知るかバカ!そんなことよりオナニーだ!!」
左の男「
な、なんだと…!?この異常現象を無視して自慰をする気なのか!?;」ガビーン
クリボー「
当たり前だ!オナニーよりも優先することなど無い!!」カッ
ベア子「(
…この人は何があっても大丈夫そうですね…;)」
●○○は昔、やらない子に告白した。
だが、未来に帰らなければならないやらない子は、それを断った。
二人の関係は壊れず、そして○○はやらない子が未来の人であることを知った。
それでも、○○はやらない子が好きだった。
○○「…なあ、やらない子。いいか」コンコン(←やらない子の部屋をノックする)
………
ガチャッ
Y子「…○○…どうしたの?」
―
何時からだろうか―
―
やらない子の部屋をノックしてからやらない子が扉を開けて出てくるまでの時間が、頻繁に遅くなるようになったのは―
Y子「………。」
―
遅くなった時に扉から出てくるやらない子の瞼が、決まって腫れぼったくなったのは…―
返事50‐4