●(やんねえ香媚薬)
○○(わ、分かった!!)
○○「あー、見学会めぐるさん?ドストレートに行きますよ」
○○「ずばり、媚薬を飲んだのか!?つーか飲んだ瓶は媚薬じゃなかったのか!?」
めぐる「…え?媚薬?」
めぐる「
いえいえ、凄く美味しい液体でしたよ!いやー、あんなに美味しい液体を飲んだのは初めてです!」
やんねえ香「!って事は…!?」
やんの香「
セェェェェェェフッ!!;」グッ
○○「………。」
めぐるの話を一通り聞いた○○は、脳をフル回転させていた『
めぐるが拾ったのはあの媚薬じゃなかった…?いや、違う。』
『
めぐるが拾ったのは間違いなくあの媚薬だ、幾ら何でも綺麗な色の液体が入った瓶が同じ日に流されてるなんておかしい』
『
じゃあどうして俺とかやんねえ香があんなになった媚薬が、めぐるには効果が無いのか?』
『
それは恐らく、めぐるが飲んだのは誰かがすり替えた偽物だったからだろう』
『
めぐるが媚薬を家に持ち帰って来て、冷蔵庫に入れて冷やしている間…』
『
この時に誰かが冷蔵庫から媚薬を取り出し、偽物と中身をすり替えた…だからめぐるは飲んでも何ともなかったんだ』
『
つまり、本物の媚薬は俺とやんねえ香とやんの香とめぐる以外の誰かが持っている…それも媚薬と分かっていながら…』
○○「………。」
我ながら名推理だと思った○○だっためぐる「?どうしたんですか?○○さん。」ハテナ
●(○○と僧侶)
○○「…ま、まあいいさ。うん。
ま、もし死んじゃっても僧侶がいれば安心だよな。
――ならさ、僧侶。これからも俺の隣にいてくれないか?ずっとさ」
そう、笑顔で言った。
僧侶「
!?」
僧侶「…あ、あの、勇者さま?それはつまり…」
僧侶「
…魔王がいなくなり、世界が平和になった後も…という事ですか?」ジィーーーッ
返事59‐3