●「……Aが三枚、そしてKが二枚……フルハウスだ……ダブルアップに挑戦する。」
……で、此処で一万枚のコインを獲得、これを元手に今、37万以上のコインがある。
どうしよう……帰れねぇ。まずは落ち着いて状況を確認を……それに腹も減ったしな……
とりあえずカジノのバーで食事をする事にした。
「……アップルジュースを1つ……それにビーフステーキも……あ、全部コインで払います……」
状況を確認しよう。まず手持ちのコインが37万。俺が欲しい景品は今の所
聖者の灰を複数、はやぶさの剣、祈りの指輪、はぐれメタルの鎧とかあったんだけど、鎧着るの趣味じゃねぇしな。
「………」
周りを見渡す。カウンターには主に暗いオーラに包まれている。俺はテーブル席だが、それでもこの中に1人豪勢にステーキって……色々目立つんだろうな……
それに見てみろ、スライムを肩に乗せたあんな小さな女の子まで来るとは、ここは本当に自由だなぁ………
?「………そうですか、すいません。お時間を取らせちゃって…;」ペコリ
旅の商人「ははは、気にしないでくれ。私も旅の商人として知らない場所には興味があるからね。」←地図を畳んでいる
旅の商人「では私はこれで…
お嬢さんがラインハットという場所に辿り着けるよう祈っているよ!」ニコッ
?「
は、はい!ありがとうございます!」ペコリ
スラリン「ピキー!」
旅の商人「」ザッザッザッザッ
?「…うーん、やっぱりダメだったね…どうしよっか?スラリン…;」
スラリン「ピキー。」
?「そうだね、そろそろラパンさんの所に戻ろっか…ゲレゲレも待ちくたびれてるだろうし。」
?「でもあと一人位には尋ねようかなぁ…うーん…。」キョロキョロ
ピタッ
?「
………。」ジィーッ
少女の視線の先には、一人で黙々とステーキを食べている人間がいた。返事72‐9