●(七色の天空1)
○○「いや、まだ聞きたい事はある。殺しちゃ困るな」
それから、○○は捕虜から重要な答えを聞いた。
それは、かのAAたちは、人類抹殺宣言を出したものらであること。
そして、人類抹殺中止宣言など、耳にした事もないという事を。
科学者「…まさか…」
青い顔をする科学者を尻目に、○○はいった。
○○「とにかく、今はどこでもいいから、…そうだな、WG本部に行くか。
こうなったら、どこ行っても一緒だからな」
キル夫「…ククククッ…テメェに聞く事はもうねぇみたいだぜ?」ポンッ
A.A「そ、それじゃ
(ゴリュッ)」
A.A「
あ」
キル夫「
…ククククッ…!!ああ、オレがテメェを生かしておく理由は無くなったって事だよ……!!」グッ
グシャアッ!!めぐる「………!!;」フイッ
リトツハ「…
目を逸らすな。」
リトツハ「
今の奴の虐殺は、少なからずお前達を守る為でもあるんだぞ。」
めぐる「………;」
めぐる「
…私達を守る為だからこそ、余計に見たくないんですよ…;」
●(七色の天空2)
その後、WGや世界中の科学でこのタイムマシンらしき艦を調査した。
すると、遥か未来の技術であり、今の科学では絶対に開発できないシロモノでもある事が分かった。
そして同時に、科学者が○○を含む、全ての関係者にこう告げた。
科学者「…あの時の○○のタイムスリップや、艦の動きは、絶対にあり得ない。
そして艦があり得ない行動をしたのは、○○を呼ぶ意思や、○○自身が戦う決意を固めた瞬間。
…つまり、この艦を人為的に操作するのは誰にでもできるが、絶対的な支配権は○○にある。
○○の艦。そう表現した方が正しいだろう」
●(七色の天空3)
それから、時間が経った。
AAの群れは怯えきって、既にどこかに集まってるらしい。
しかし各国が軍を出した結果、すぐに全員が降伏した。
全てがあっけなく、丸く収まった。
その報せがWG本部に届き、そして世界中に届いた。
さらに、謎のタイムマシンによって○○が奇跡の生還を果たした事も報じられた。
こうして、謎の艦を除き、何もかもが元通りになった。
返事78‐13