●「いやいや、できない子ちゃん。このリストバンド、貰ったと言うよりも使い方を一方的に説明されて押し付けられる形で貰ったんだよ。」
「……だからこのリストバンド、でかいポケット感覚にしか見てないから、悪事には絶対に使わないっていや本当だって……そう、ポケット感覚だよ……本当だよ?できない子ちゃん……しょうもない悪事でお前達に嫌われたく無いからな。」
そう……『悪事には』……
D子「…。」
D子「…そう。」
やる奈「(これは…
信用してるのかしてないのか分からないねぇ…♪;)」ウーン
●「……ありゃ……俺の日記が無い……」
〜リビング〜
さっきまで彼の部屋で彼と遊んでいたできる子がうっかり日記を持ってきてしまった。
彼の日記「」
見た目は手触りの良い茶色の革のカバーをかけており大きさは3DSの1.5倍位、名前は書いてない物の表紙に『diary』と言う文字が彫られている。
彼の日記「」
彼の日記を囲む女性陣。それを遠巻きに見る男性陣……
その男性陣に、少しずつ近付いているUMA。
がさがさがさがさがさ実は今ヤバいのは『彼』ではなく、男性陣達の方であった……返事83‐13