●「……実はなお嬢ちゃん。俺だけなんだよこっちの世界と元の世界を行き来しているのは……」
名乗ってないのに何で俺の名前知ってるんだって言う素朴な疑問は一瞬で消して……
「更にに言うと、此処に来れる手段を知ってるのは俺だけなんだよ……」
「……仲間には教えないのかって?……うむ、まぁそれも考えたんだけど……」
「そりゃあ…独りの冒険は寂しくない、心細く無いって言ったら嘘になるけど……」
「いや、まぁ別にあの子達を嫌いになるつもりは毛頭無いけど、あの子達と一緒に冒険したら俺は、確実に空気になるし……流されまう………そんな気がするんだ……」
「……まぁそれだけ頼りになる良い奴等だよ。その点は心配するな。」
?「く、『
空気になる』…?『
流される』…!?;」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜仲間「
空気になる魔法!」ピロリロリロ
○○「
うひー」シュンッブワッ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜仲間「
そぉい!!」ブンッ
○○「
うひー」バシャーンッ!ドンブラコッコドンブラコッコ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?「………;」
?「
…ほ…本当に仲間なんですか?その方達は…;」
返事83‐10