名前:やる夫 やらない夫(他多数)

知能指数522

【可決】

●彼の日記6ページ目
「一年と半年も経たない内に本当に色々あった。特に一番記憶に残っているのはやっぱりアイツ等が俺を未来に誘った時だな。あの時、いや、あの瞬間だけは忘れもしない。」

「たったあの数秒の間に俺がどれだけ戦慄して、葛藤したかアイツ等は知らないだろう。」

「俺の二つの思考が言い争っていたのを覚えている。」

「『このままコイツ等と一緒に何もかも全部捨てて逃げちまえヨwwwどうせ存在価値なんて無い人生送って来たんだからwww』っと言う思考と」

「『何もかも捨てるんか?お前を唯一見捨てなかった、裏切らなかったゲームもか?慣れないアルバイトまでして買ったソフトは?ゲーム機は?ネトゲで今迄育ててきたキャラクターは?ゲーセンで馬鹿みたいに金と時間を費やしたIDカードは?ガンスリンガーストラトスは?lov3は?ボーダーブレイクは?全部捨ててでも会ってから一年も経って無いような奴等を信じて良いのか?辛いぞぉwww苦しいぞぉwww』」

「この二つの思考が数秒に間グルグルと回った末に結論を出した。」

「やっぱり形が無い物と向き合うよりも、形がある者と一緒に居たい!!って。それに、アイツ等の事は嫌いじゃないからな。」

「タイムマシンに乗るとき俺の頭の中で一言、『自分の思考を美化するなよwwwアイツ等は今から帰るけど、今からおw前wはw逃wげwるwんwだwろw?大学からもwww家族からもwww人生からもwww』って」

「そして今俺はやらない子ちゃんの家の縁側に居る。あとできる子ちゃんに膝枕して寝かし付けている。」


「こんな事、アイツ等には絶対言えないな。でもこれは俺が選んだ選択、間違っては無いはずだ。間違っては」

D子「………。」

めぐる「?どうしたんですかできない子さん、何か凄い事が書いてあったんですか?」ハテナ

D子「…。」




D子「………何も大した事は書いてなかった…次の頁に行く…。」パラッ


返事92‐9
返事92‐8