●彼の日記12ページ目
「倉庫を掃除してたら刀が出てきた。錆びどころか刃こぼれ一つしていない見事な一振りだ。」
「そう言えば気になった事がある。麻呂重ちゃんや兵士達は刀やら槍とか持っているけど、銃は一度も見ていない。俺だけだろうか?」
「まさか未来にもなって武装だけは鉄製、戦国時代のまま、何て事は無いだろう。」
「きっとアレだ。実は鉄を遥かに凌ぐ超合金で作られた武器とか、武器の内部に高周波振動発生装置が取り付けられた高周波ブレードになってるとか。そうに違いない。」
「明日から皆には『倉庫を掃除する』、と言う口実で徹底的に調べ尽くす。もしかしたら掘り出し物が見つかるかもしれない」
「皆には内緒で、勿論めぐるちゃんにも内緒で。あの娘がいると絶対掃除が捗らないからな。」
めぐる「なっ!?どうして私がいると掃除が捗らないんですかー!;」ガビーン
かい奈「めぐ…
宝探しは掃除とは言わへんねんで。」ニッコリ
地味子「
○○さんは宝探しする気満々なんですがそれは」
●キル子とめぐるはムッツリ、はっきりわかんだね

地味子「
そりゃまあ、お二人にだって人並み(かそれ以上)に性欲はあるでしょうし…
多少はね?」ニコッ
地味子「
キル子さんはともかく、めぐるさんは寡黙ではないッスけどね。」ハハハ
返事98‐10