名前:やる夫 やらない夫(他多数)

知能指数522

【可決】

名前:戦士
性別:女
職業:戦士


―プロフィール―

富と名声を得る為に、産まれてきた子供を勇者と共に戦う戦士として育てた夫婦がいた。

産まれてきた赤子は可愛らしい女の子だったが、夫婦により『戦士』と名付けられた。勿論、本名である。

勇者に相応しい戦士として育てる為、両親は戦士の自由を限りなく制限し、勇者と共に魔王を倒すように教育し、強くなる為の努力を強要した。

戦士は、僧侶や魔法使いに会うまでは両親から教わった事しか知らなかったので、その時は自分が置かれている状況が異常だとは思わなかった。

尤も、僧侶や魔法使いに異常だと言われても戦士はピンとこなかったようだが…。




…それから月日が経ち、戦士のレベルがこれ以上上がらなくなった時…

戦士の両親は、その心を上級の魔物に魅入られて魔物にされてしまった。

そして戦士は、襲い掛かってくる上級の魔物と魔物になった自分の両親を…ボロボロに錆び付いた真っ赤な剣で一瞬の内に細切れにした。

自分に襲い掛かってくる魔物なら、例え両親でも斬り殺した戦士。

別に両親に恨みはなかった、正直、戦士にとって両親の存在など至極どうでもよかったのだ。




何故なら戦士は、この世の何よりも勇者が大事なのだと考えていたから…。

家に戻り、両親が自分が旅立つ時の為に用意していた金を手に取り、用意していた武具を装備した戦士は…




自分の生きる意味を果たす為に、勇者を探す旅に出た。

その旅の中で、僧侶と魔法使いに出会い…

遂に勇者(○○)に出会ったのだった。




………もしも○○が勇者じゃないと知ったら、○○はどうなるのだろうか………。

戦士「…勇者…勇者は私が守る…。」
[戦士]