も、もう!貴方はすぐにそうやってからかうんだから!
円堂くんはその、もちろん素敵よ?でも、その分ライバルも多いじゃない。
この先きっと、私より何倍も円堂くんと釣り合う人が現れると思うの。
他の子だって、もっともっと素敵になるでしょうね。

もちろん、円堂くんとそういう関係になれたら、って思うわ。
でも、――私は彼に相応しいのかしら。

……これは他言無用でお願いするわ、貴方と私だけの秘密よ。
し、信じているから。
そして白黒のボールを抱えた王子様がやって来るわけだな