おや、そうでしたか?
…………迷っているんですか。
……。
………行きなさい、○○。
このような島に縛られる必要などありません。
まあ、…○○を連れていく相手があのアーサーなのが少し引っかかる所ではありますが…
彼があなたの事を大切に思っているのは本当みたいですし…。
彼ならばあなたの事を守ってくれるでしょうし。
なに、もう一生ここへ帰って来れない訳じゃないんですよ。
貴女の長い人生、少し外へ目を向けて、広い世界を見て来たって誰も責めやしません。
…気が向いたら帰って来て、お土産話を爺にして下さればそれで良いのです。
だから彼について行きなさい。
……菊さんは……?