ーーっおら!!!(ドカッ!!!と言う音に驚き飛び起きると、見知らぬ部屋に居た。
音のした方を見ると、ギルが扉に向けて蹴りを入れている。)
チッ、傷のひとつも付かねえのか……
やっぱなにか物ぶんなげてぶっ壊してみるとか…でもこの部屋、ベッドしかねえしな……
…ん? お、○○。やっと起きたか。
お前、この部屋見覚えあるか?寝る時は自分の部屋で寝たはずなんだけどよ、起きたらこの部屋に閉じ込められててな。
扉は開かねえしびくともしねえし窓もねえし……○○はなにか知らねえか?
(知らない、と首を振ると、困ったように頭をがしがしとかいた。)
……、ん?お前、そこ。枕元に何か置いてあんな。手紙か?
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