名前:アーサー

スコーンの数172個目

撫でる!

(夜。大英さんの部屋に行き、扉をそっと開ける。起きちゃうかな、と思ったけど、疲れているのか起きる気配がない。)

…………

(すやすやと穏やかに眠る大英さんの布団に侵入して、ぎゅ、としがみついてみる。)


…………んん…………?

…ん…………。


(小さく声を漏らされて起きたかと思ったけど、目は閉じたままだ。私に顔を寄せて、すり、と擦り寄ってくる。私からもくっついて、大英さんに擦り寄る。)

(ーーーアーサーと、同じ匂いがする。)

(そのまま私も目を閉じて、眠りについた。)