……。
(チャキ、 )
(もう来ないと言って、背を向けて部屋から出ようとした瞬間。頭に、何か固い物が当たった。それが何なのかは、振り返らないと見えないけれど、本能的に危険を感じて、体が固まる。)
あのね、俺は○○が側にさえいてくれれば、なんだっていいと思ってるよ。
例え○○が傷付こうが、死にかけようが、なんだってね。
…○○の事は出来れば傷付けたくないとは思ってるよ。
でも、仕方ないよね。
……それ以上、一歩でも先に進んでごらん。
ああ、でも気が変わったんなら言ってよ。俺だって、君を撃ちたくなんかないんだから!