(ちら、と撃った方角を横目で見る)
……何、紛れ込んだネズミに当たっただけだ。
(貴女に銃を渡し)
弾はお前の部屋のベッドのサイドテーブルの引き出しの中にいくつかあったはずだ。
後でまた追加で持って行ってやる。危険を感じたら躊躇なく撃つようにしろ。何、間違いが起きても罪には問われん。密告するような輩が居るのならば、そいつごと殺せばいいだけだ。
(唖然とする私に首を傾げ)
………やはりお前は刀か薙刀の方が良いか?
生憎、俺は銃か手榴弾位しか手持ちがない。
…ああ、ナイフならあるな。
刀が必要ならば本田に言うといい。
武器は多いに越したことはないからな。…まあ、使いこなせなければ無駄ではあるが。
(これも持っていけ、と、ナイフと手榴弾もいくつか貰いました。ふええ……)