(トーニョ?を見掛けたので声を掛ける)
…………?
…あ。ごめんなあ、俺トーニョやないで。
そない似とうかな?たまに間違えられるんよ。
ああ、ええよ、怒ってへん怒ってへん。
それよりも……君、噂の○○ちゃんやろ?
噂、言うても変な噂ちゃうから安心してなぁ。アーサーのお気に入りの子とか、トーニョのお気に入りの子とか、そういう話を聞いとったから…ずっと会ってみたいって思っとったんよ。
(ぎゅ、と貴女の手を握り)
俺はポルトガル。ポルさん♡って気軽に呼んでくれると嬉しいわぁ。
……あっと、トーニョん事探しとる途中やったん?
…たまたま見掛けたから声掛けただけ?そっかぁ。それならちょうどええし、もっとゆっくり話せん?
君に興味あるんよ。仲良うなりたいし。な!甘いもの好き?ご馳走するし、お茶でもしに行こ~。
(断る隙もなく手を掴まれたまま連行された)