(床に押し倒された。いきなりだった為、受け身が取れず頭をぶつける。痛い、と文句を言おうとしたら、見たことのない位冷たい瞳と目が合う。)
……なんでだよ
なんで、お前はいつも、いつも!
俺がどんな思いでいるのか分かってんのか!?
お前が他の奴と話すたびに、俺が、どんな思いで!
(ぐ、と首を絞められる。抵抗しようともがいたが、強い力で押さえ付けられて無意味に終わった。)
…もう、どこにも、どこにも行くなよ
ここにいてくれ、俺の側にいてくれ、お願いだ…
(ぎりぎりと力が強くなって、意識が遠退く。
視界が薄れる中、最後に見えたのはアーサーの悲しそうな瞳だった
。)