あっ、……ッ
危ねええええーー!!!(ズシャーーーッ!!!!)(ロヴィーノが見たことの無い俊敏さで走り出し、私の元へと全力スライディングして来た。
転んだものの、スライディングしてきたロヴィが私の下敷きになってくれたおかげで全然痛くなかった。
慌てて起き上がりロヴィの上から降りる。)
くっ………だ、大丈夫だったか……amore………
そうか……怪我はねえんだな……よかった…
ここら辺は滑りやすいからな、気を付けて歩けよこのやろー…ドジっ子め……そういうとこも好きだちくしょう……
(起き上がったロヴィのズボンの膝の部分が血で赤く滲んでいた。スライディングした時に怪我をしたようだ…)
う"わっ
あ、あーーいやッッ、ななな、なななんでもねえよこのやろー!!!
これはその、さ、さっきトマト踏んじまっただけだかんな!!!べ、べつにめちゃくちゃ痛くて泣きそうとかそんなんじゃねえから!!!勘違いすんじゃねえぞこんちくしょーめ!!!!!(涙目)
ほ、ほら○○、スカートに砂が付いてんぞ、俺はいいからちゃんと払っとけよ。折角の綺麗なスカート汚れちまうぞ。
(ぽふぽふとスカートを叩いて砂を払ってくれた)
ロヴィ、私のスカートより手当しないと…!