…………お前が好いているのは、私ではなく、お前の世界の菊でしょうに……
寂しいのかなんなのか知りませんが、私は"菊"の代わりになるつもりはありませんよ。……お前を、○○の代わりにするつもりもありませんし。
……。
………貸しなさい。
(貴女から湯呑みを奪い、お茶を一口飲み)
……なんですこのクソ不味いお茶は。お茶に謝りなさい。
こんな泥水のようなお茶を私に飲ませるつもりだったんですか?お前味覚は大丈夫ですか?どこをどう味わったらこれを人に出そうなんて思うのですか。
…私と仲良くなりたいのならば、お茶のひとつくらいまともに煎れられるようにならなければスタート地点にすら立てませんよ。勉強なさい。