名前:アーサー

スコーンの数172個目

撫でる!

ええ、そうですね。暗くなってしまう前に行きましょうか。

外は寒いですから、しっかり防寒して下さいね。
風邪をひいては大変ですから。

(はーい、と返事をして、コートを着てマフラーをつける。その様子をじ、と見つめて来た。)


……、…そのマフラー、以前アーサーさんから頂いたもの…ですよね?
…いえ、毎日つけてらっしゃるから…お気に入りなんですか?手触りすごく良いですもんね、それ。


(「糸に魔力を込めながら作った……らしくて、すごくあったかいんですよ!ホッカイロみたいに!」)


なんと…!魔力を、ですか…
……ふふ。アーサーさんなら確かに出来そうですね。なんてったってハ○ーポッターの国ですからね!

そうですか…。それなら確かに、貴女のお気に入りになるのも頷けます。


………、

(何かを言いたげにマフラーに触れ)

…いえ。……いえ、なんでもありません。


行きましょう。

(誤魔化すように微笑んで、私の手を引き歩き出した)