おや、来ましたか。早かったですね。
さ、身体が冷えてしまいますから、早く中へどうぞ。


(布団の中へと入る。菊さんも続いて私の隣へ横になった。)


……なんだか随分と久しぶりですねえ、こうして二人で眠るのは。
あなたが幼い頃は毎日一緒に寝ていたのに…いつ頃からでしたっけか、別々に寝るようになったのは。


………それで、何かあったんですか？

……いえ、何も無いなら良いんですが。
なんとなく表情が暗かったのと、珍しく一緒に寝たい、と甘えて来て下さったので、何かあったのかなあと思っていたんです。
私の杞憂ならそれで良いのですが…
何かあるのなら、この私に一番に教えて下さいね。
私は○○の一番の味方ですから。

(なでなで)

…さ、そろそろ目を閉じなさい。
明日も早いですからね、寝坊は厳禁ですよ。

…おやすみなさい、○○。
……私はもう少しだけ起きてます。あなたの寝顔が見たいので。ふふ。