名前:アーサー

スコーンの数172個目

撫でる!

あっ!馬鹿!何起きてんだよ!!


(なんとか片足で立ち上がろうと躍起になっていると、部屋の扉が開いて、男の子が駆け寄ってきた。
腕を掴まれて、ベッドに座らされる。)

いいか、動くなよ。

トーニョ!トーニョ!!何してんだよ!目ぇ覚ましたぞ!!

(ばたばたと慌てた様子で出て行った。まだ頭がぼんやりとしていた私は、彼が出ていった扉をぼーっと眺めていた。)